今回ご紹介させて頂くのは、ドラマ、ホームランドです。
アメリカにおける9、11事件は衝撃とインパクトがあり、それを機にイラクと戦争状態になりました。
主人公演じるダミアンルイスことブロディはイラクで長年にわたり捕虜状態となり、非常に美しい妻(演ずるモリーナバッカリン、ブラジル出身の魅力あふれる女優さんです。)
ジェシカは夫の生存をあきらめる状態でした。奇跡的に生存したブロディは生きてアメリカに帰り、国の英雄となります。
しかし、過酷なイラクでの経験が運命を大きく左右させます。もう一人の主人公クレアデインズ演じるキャリーはCIA所属のスパイとして、特に9、11事件以降、積極的に動いていました。
キャリーは精神状態に問題を抱えており、常に抗精神病薬を服用しながらの状態でした。
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キャリーことクレアデインズは、アメリカのテレビ業界で最も権威あるエミー賞(映画におけるアカデミー賞の様なイメージです)を2年連続で受賞した超実力派女優さんです。
CIA従事者は精神病状態となるとクビになるリスクがある中、なんとかバランスを保ちながら勤務します。ブロディは奇跡的に生還し、国の英雄扱いとなりましたが、イラクでの過酷な経験ゆえ人生を大きく狂わせました。
信仰をイスラム教に変え、毎日礼拝するのですが、宗教の扱いはデリケートでありギリギリの描写であり、見る者をハラハラさせます。
マンディパティンキン演じるキャリーの上司ソールは長年CIAに勤務する切れ者でキャリーを常にサポートします。
そしてルパートフレンド演じるクインという人物、謎多き人間という振る舞いですがキャリーの心強いパートナーであり、今後の行方を大きく左右するかもしれません。
このドラマの凄い所はシーズン3のラストを見れば驚かされます。
その後もシーズンは続くのですが、きっと見ている皆様は、驚くと思います。それくらいのインパクトですが、ネタバレにならぬ様そして楽しみとなる様、ここでは伏せる事とします。
CIAの過酷な任務にありながら、人間臭い描写等、楽しみあふれるドラマです。