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【実話】身の毛もよだつ怖い話まとめ パート4【閲覧注意】

夜の山ではお静かに・・

この話はかれこれ10年以上前の話です。
私は暇な大学生活をアウトドアサークル活動に費やしていました。週末ごとに大きなリュックを担いではあちらの山こちらの山と渡り歩いてた頃のことです。
その時は、東京の西にある低山に日帰り登山のはずが、日暮れ近くのになって道を間違えていることに気がつきました。標高2000メートルもない山で、五人の仲間と地図も見ず、すっかり気が緩んでくたらないことを喋りながらの登山だったのがよくなかったのでしょう。みんなで「いやあ。失敗。失敗。」なとと反省しつつ、もう日も暮れてきていることだし、今夜は近くでビバークして、明るくなってから正しい道を探すことにしました。
仲間はみな山に慣れていて、こんな時の備えも万全です。近くにおあつらえの広いスペースをみつけて
テントを張りビバークの準備をしました。

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携帯食で簡単に夕食を済ませ、頂上に到着した時に飲むはずだったビールで乾杯しました。基本的に日帰りする程度の低山だったので、暗くなってくると周りに一切人気はありません。「山一つ俺らの貸し切りだな。」などと馬鹿話をし、五人それぞれが念のためにと持ってきていた大量の酒やつまみで、私達は大変盛り上がっていました。高山に登る時より低山は荷物に余裕があるのです。
そんな盛り上がりの中、一人の仲間が用足しにテントを出て、慌てて帰ってきました。テントの外に何かいるというのです。しかし、耳を澄ませてもなにも聞こえません。長野や山梨なら熊に怯えるところですが、今我々がいるのは東京都内です。野生動物はせいぜい鹿か猿程度のもので、集団で襲ってくることさえなければ、なんら恐れることはありません。みんなで仲間の弱腰を笑い、酒の肴にしました。そして、その後用足しに行った人間は何も見ることなく帰ってきました。山という場の開放感・また低山にいることの気の緩みからか、普段より酒宴は長く夜も12時を過ぎても、まだまだ大盛り上がりしていました。
その時です。
テントの後ろのほうから「うるせーぞ!今何時だと思ってる!!」という男性の声がしました。
みんな一斉に黙り込みました。
我々は夜は騒がないというキャンプ地でのルールを破っていることに気がついたのです。誰もいないと思い込んでただけで、一人客がいて迷惑をかけてたのです。
山のルールは絶対です。全員そのまま最大限静かに就寝準備を整え寝袋に入りました。
日が昇り、簡単な朝食を済ませ、テントを撤収するために皆でテントの外に出ました。
そこで一人の仲間が言いました。
「昨日怒鳴ってきた人はどこにいたのだろうか?」
おかしいのです。声は確かにテントの後ろからしました。しかし、朝になり見てみると木が生い茂り、テントを張れるような場所はありません。
さらに昨日何かの気配に怯えて帰ってきた仲間も
「気配がした時に周りをよく見まわした。テントなんかなかった。暗くて見えなかったとしたって、テントの中でライトつけてれば光って見えるはずなんだ。でも俺らの以外明かりはなかった。」
私たちは誰を怒らせてしまったのでしょうか。

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