人気作品 進撃の巨人との出会い
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの漫画「進撃の巨人」。一時ほどのブームは落ち着いたが、アニメ、映画、ゲームなど、様々なコンテンツに派生し、現在もコミックス最新刊が出れば、オリコン首位の売り上げをたたき出すほどの人気ですね。そんな進撃の巨人について、つらつらと書こうと思います。
私が進撃の巨人を読むきっかけは、私の兄に「地元出身の漫画家の本が最近発売されたらしーぞ」と言われたことでした。
当時の私は、自分の同級生が少女漫画家になったことを知り、その子のコミックスを買いあさっていました。少しでもその子に印税が入り、充実した漫画家生活を送ってほしいという気持ちがあったからです。
まったく読んだことがない進撃の巨人の第1巻を買う気になったのも、
そんな気持ちからでした。地元を出て頑張っている人間を応援したい。
そんな想いでコミックスを購入しました。
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1巻を手に取った時の印象 読むまでの期待値
進撃の巨人との出会いは、ほんの些細なきっかけでした。まぁこれだけ話題の漫画なので、販売巻数が増えればおのずと耳に入っていたとは思いますが。
そもそも兄がすでに1巻を買っていたので、私は買う必要はなかったんですよね。
ちなみに、弟も買っていたので、同じコミックスが一家に3冊あるような状態でした。
みんなどんだけ地元民を応援したいんだよ。
進撃の巨人を読みたくないという人の中には、絵がグロいから苦手という人がいます。
なるほど確かにグロい。久しぶりにコミックス1巻を手に取ってみたけど、体から蒸気を出している皮膚がはがれた大きな人間のようなものに、なにやら小さな人間が切りかかっている。歯もむき出しになってるし。
こんな表紙、今時ホラー漫画でもないよな~。
グロ耐性がある私はそんなことは気にせずに本屋さんで1巻を購入しました。
兄から「おもしろい」という感想は聞いていましたけど、あまり期待はせず、ぼちぼち読んでいこうというくらいの気持ちでページを開きました。
進撃の巨人第1巻 勢いで読む どんどん読む
欲しくて買ったわけではなく、内容を知っていて買ったわけでもなく。そんな漫画を読むのは人生で初めてでした。特にわくわくすることもなく読み始めたのですが、読み終わると、私はこのコミックスを買ってよかったと、心から思いました。
進撃の巨人についての話題の1つに、「絵がヘタ」というのがあります。が、
私はあまり気になりませんでした。むしろそこまで下手じゃない。遠近法が少しおかしかったり、細部は多少雑ではあるようですが、人物の手先や巨人の肉体はのは、むしろ書き込まれているほうでなないでしょうか。
まぁそんな感じで、初見も、画力を気にすることなく読み進めました。
第1巻の帯に「震える手で、それでもあなたはページを捲る」とあります。
まさにその通り、私は用意していたコーヒーを飲むことなく、コミックスを読み進めていました。